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片山真理「GIFT」

『GIFT』は片山が2005年にデビューしてから10年以上制作しつづけてきたオブジェやセルフポートレートから最新作まで収録し、 彼女のアーティストとしての成長をクロニクルに見せる一冊で片山の初の作品集となります。

 

また、テキストはヨーロッパ写真美術館館長サイモン・ベーカーが執筆。元テート・モダンの初代写真部門責任者/キュレーターである彼は、2009年にテート・モダンに就任して以来、ルイス・ボルツ、ポール・グラハム、ボリス・ミハイロフ、クリス・ショウ、タリン・サイモン、日本からは森山大道、荒木経惟、石内都など、写真史において重要な作家の作品と並行して、現代作家の作品の収集も行ってます。以前テート・モダンは現代芸術家が撮影された写真にしか収蔵しませんでしたが、この方針によって収集された日本の戦後写真の作品数はヨーロッパ最大となっています。2018年5月より現職であり、アート写真における世界最高のキュレーター、評論家として知られています。

ブックデザインはパリ在住のサイモン・ダラ。彼はロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートの大学院を修了し、ブックデザイナーとして活躍。カミーユ・アンロの作品集『Prehistoric Collections』をはじめ、パリ屈指のギャラリー・タダエスロパックで開催されたヨーゼフ・ボイスやロバート・ラウシェンバーグの展示カタログやルイ・ヴィトン財団美術館で行われたエルズワース・ケリーの展示カタログなどを手がける、注目のグラフィック・デザイナー/ブックデザイナーです。この片山真理作品集『GIFT』では、ハードカバー、クロス掛けの体裁に、ダラならではの実に緻密なグラフィック処理が施された工芸品的な仕上がりとなっております。

twelvebooksで2019年2月中旬より先行発売いたします。

https://ja.twelve-books.com/products/gift-by-mari-katayama-signed

片山真理

http://shell-kashime.com/

1987年埼玉県生まれ。群馬県太田市で育ち、太田市在住。太田市立商業高等学校在学中の2005年、「群馬青年ビエンナーレ2005」(群馬県立近代美術館)で奨励賞受賞。2010年群馬県立女子大学文学部美学美術史学科卒業。同年「identity, body it. ーcurated by Takashi Azumayaー」(nca、東京)に出品。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。同年「アートアワードトーキョー丸の内2012」でグランプリ受賞。2013年「あいちトリエンナーレ2013」に出品。2014-2015年、アーツ前橋の「地域アートプロジェクト」により前橋にて滞在制作。同時期に初個展『you're mine』(TRAUMARIS|SPACE、東京)開催。2016年は「六本木クロッシング2016」(森美術館、東京)、個展「shadow puppet」(3331、東京)、「瀬戸内国際芸術祭2016」参加企画「アーティスト in 六区 2016 vol.3 片山真理 bystander」(宮浦ギャラリー六区、直島)、アートプロジェクトおかやま「片山真理展 セルフポートレートとオブジェ」(ルネスホール、岡山)と各地で作品を発表。

  • タイトル: GIFT(※読み「ギフト」)

  • 作品/写真:片山真理

  • 編集:菅付雅信、ジョイス・ラム

  • テキスト:サイモン・ベーカー

  • ブック・デザイン:サイモン・ダラ

  • 印刷/製本:株式会社サンエムカラー

  • 仕様:A4サイズ、136ページ、ハードカバー、箔押し、バイリンガルテキスト

  • 日本国内刊行日:2019年2月中旬

  • 定価:5,000円+税

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